☓ 相談前
依頼者は、包装用品等を製造する企業でした。長年にわたりある会社と取引を継続してきましたが、その取引先の経営状態が悪化し、商品代金の支払が滞るようになりました。最終的には、取引先からは、全く支払がされないようになり、債権額が3000万円以上となったことから、相談に来られました。
30代|男性
◯ 相談後
もちろん最初は訴訟提起も検討しましたが、得意先の資産状況も不明であったことから、まずは依頼者に同行して、分割払いの交渉を行いました。取引先は、資金繰りが厳しいことを理由に難色を示しておりましたが、粘り強く交渉した結果、譲渡担保として得意先の売掛金をに担保設定したうえで、分割での支払いで合意しました。
結果として数か月で、債権額全額の回収に成功しました。
弁護士からのコメント
債権回収においては、任意交渉、資産の調査と仮差押え、訴訟提起など、あらゆることについて早期に、迅速に対応していくことが必要となります。債権回収でお困りごとがあれば、ぜひ早めにご相談ください。
弁護士:中山和人